自然に触れ、本源的な価値を学ぶことが、すべての社会課題の「原因治療」となる。


自然の本源的な価値(神聖さ)を学び理解することが、サステナブルな社会に大変革(トランスフォーム)するための「原因療法」となる。
また、本源を知ることで、自然に対する行為を「自己規制能力」をもって判断できるようになることが大事だと考える。
(出典:生物多様性の経済学:ダスグプタ・レビュー)

人間も自然の一部だと肌で感じることは、人間の原点に触れるということでもあり、そこに大きな教育的価値があると思う。

生物多様性の経済学:ダスプグタ・レビュー
2021年2月に英国財務省が発表した、生物多様性と経済の関係を分析した英ケンブリッジ大学ダスグプタ名誉教授による報告書

◎教育(生物多様性の経済学:ダスグプタ・レビューより)

あらゆる国のあらゆる子どもたちが自然史(46億年の生命の歴史)を学ぶ義務があります。子どもたちに、自然の畏怖と不思議を体験し、自然がみずからの暮らしにどのような貢献をしているかを実感してもらうためです。教育政策に自然に関する学習を確立することは、変化するベースライン(社会・環境)に対処するために役立ちます。

合わせて読みたい